画像引用元:王様のアイデア公式サイト
匿名さん昭和の時代から愛され続けた『王様のアイディア』が2007年に突然閉店したと聞きましたが、本当の理由って何だったんでしょうか?最近復活したという話も耳にするのですが、実店舗での再出店はありえるのでしょうか?



確かに『王様のアイディア』の突然の閉店は多くのファンにとってショックな出来事でした!でも嬉しいニュースがあります。2022年に待望の復活を果たしているんです!
1965年から2007年まで42年間にわたって多くの人々に愛され続けた『王様のアイディア』。その突然の閉店は小売業界に大きな衝撃を与えました。しかし、15年の時を経て令和の時代に復活を遂げたこのブランドの背景には、どのような物語があるのでしょうか。
- 王様のアイディアが2007年に閉店した真の理由
- 2022年のECサイト復活の詳細と運営体制
- 実店舗再出店の可能性と今後の展望
王様のアイディア閉店の理由は?


2007年5月31日の全店閉店決定
王様のアイディアは2007年5月31日をもって、ネット上の店舗を含む全店が一斉閉店しました。この突然の閉店発表は、長年愛用してきた顧客にとって大きなショックとなりました。
当時、株式会社金鳳堂が運営していた王様のアイディアは、全国に最大50店舗以上を展開する大型チェーンでした。八重洲地下街の第1号店から始まり、新宿、吉祥寺、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡など主要都市の駅ビルや地下街に出店していました。
小売業界の変化と競合の激化
2000年代に入ると、小売業界は大きな変化を迎えていました。東急ハンズやロフトといった大型雑貨店の台頭により、アイディア雑貨市場の競争が激化。さらに、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECサイトが急成長を遂げる中で、従来型の小売店舗は厳しい経営環境に直面していました。
経営母体の事業再編とブランド終了
王様のアイディアの運営会社である株式会社金鳳堂(初代)は、元々眼鏡販売を主軸とする企業でした。2007年の閉店後、2009年には三城(現パリミキホールディングス)の100%子会社「株式会社オプトレーベル」が眼鏡小売事業を譲り受け、社名を株式会社金鳳堂(2代目)に改めています。
この一連の流れから、王様のアイディア事業部の閉鎖は、会社全体の事業再編の一環として実施されたことが推測されます。
2022年復活を遂げた新生王様のアイディア
ECサイトとして華々しい復活
2022年2月22日、『王様のアイディア』はECサイトとして復活しました。「フフフフフの日」と命名された開店日には、約50種類のアイディア商品が厳選されてラインナップされ、その後も毎週新商品が追加されています。
運営を手がけるのは株式会社パートナーズ。同社は「アイディアをカタチにする、ものづくりのプロフェッショナル集団」として、企業・カスタマー・クリエイターとの共創を通じてワクワクを創り続けることをミッションとしています。
豪華クリエイター陣による商品展開
新生王様のアイディアでは、日本を代表するアイディア系クリエイターを「アイディアの王様」と称して協業しています。明和電機、林雄司(デイリーポータルZ)、たいがー・りー、文具王・高畑正幸など、各分野で活躍する16名のクリエイターが参画しています。
懐かしの定番商品から最新アイテムまで
復活した王様のアイディアでは、往年のファンにとって懐かしい「ドリンキング・バード」(税込1,650円)や「ニュートンのゆりかご」(税込5,500円)といった定番商品から、現代のニーズに合わせた「レコードランナー」(税込8,250円)、環境に配慮した「アロマディフューザーLei」(税込24,900円)まで幅広く取り扱っています。



懐かしい商品が令和の時代に蘇るなんて、本当に感動的ですね!
王様のアイデア実店舗再出店の可能性と将来展望


公式発表された実店舗出店計画
株式会社パートナーズは復活発表時に、「近い未来には実店舗の出店や海外での販売を計画している」と公式に発表しています。これにより、ECサイトでの成功を足がかりとして、将来的にはリアル店舗での体験型ショッピングの復活が期待されています。
ECサイトでの手応えと顧客反応
復活から約3年が経過した現在(2025年9月時点)、ECサイトでの売上実績や顧客反応を踏まえて、実店舗展開のタイミングを慎重に検討していると考えられます。現在の公式サイトでは多数のオリジナル商品が販売されており、根強いファン層の存在が確認できます。
実店舗再出店の有力候補地
| 候補地 | 理由 | メリット |
|---|---|---|
| 東京駅八重洲口周辺 | 第1号店の発祥地 | ブランドの原点回帰でファンの注目度が高い |
| 新宿・渋谷エリア | 若年層へのアプローチ | 新規顧客獲得とSNS拡散効果 |
| 主要駅の駅ビル | アクセスの良さ | 通勤・通学客への訴求力 |
海外展開も視野に入れた長期戦略
パートナーズは実店舗展開と並行して海外展開も計画しており、日本発のアイディア商品を世界に発信することを目指しています。特にアジア圏では日本の雑貨文化への関心が高く、王様のアイディアブランドの海外進出には大きな可能性があります。
現在購入可能なおすすめアイディア商品
SNSで話題のミチル作品
現在、王様のアイディアで特に注目を集めているのが、SNSで人気のクリエイター「ミチル」さんの作品です。
氷山になるティッシュケース(税込4,400円) 海洋をイメージした青いクリアボックスから透けて見えるティッシュを氷山に見立てた、まさにアイディア商品の真骨頂ともいえる一品です。
図に乗るクッション(税込3,520円) 「図に乗りたい」という気持ちを文字通り形にした、四角い「くにがまえ」のクッション。言葉遊びとアイディアが見事に融合した商品です。
実用性とユニークさを兼ね備えた新商品
チョコボーン(税込2,530円) SNSで「マジで草」とバズったアイテムを商品化。ホットチョコレート作りが楽しくなる、家族や友人とのコミュニケーションツールとしても活用できます。
カステラスポンジ(税込1,100円) 見た目はまさにカステラですが、実際はスポンジという驚きのアイディア商品。キッチンで使うたびに笑顔になれそうです。



実用性もユニークさも兼ね備えた商品ばかりで、見ているだけでワクワクしてしまいます!
まとめ
王様のアイディアの2007年閉店は、小売業界の変化と親会社の事業再編が主な要因でした。しかし、15年の時を経て2022年にECサイトとして復活を遂げ、現在も多くのファンに愛され続けています。
株式会社パートナーズによる運営の下、実店舗再出店の計画も公式に発表されており、近い将来には再びリアル店舗で王様のアイディアの商品を手に取れる日が来ると期待されます。
現在の公式ECサイトでは、懐かしの定番商品から最新のアイディア商品まで幅広く取り扱っており、6,000円以上のお買い物で送料無料となるサービスも実施中です。
ものづくりの価値を高め、「笑顔の創造」を企業理念とする新生王様のアイディアの今後の展開から、ますます目が離せません。
※商品情報や価格は2025年9月20日時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。









