画像引用元:もちもちの木オフィシャルサイト

もちもちの木って、最近見かけなくなったけど…もしかして閉店しちゃったんですか?



そう感じる方、実は多いんです。でもご安心ください!閉店にはいくつかの背景があるだけで、ブランド自体はまだ元気に展開中なんです!
ラーメンファンから絶大な支持を受けてきた「もちもちの木」。熱々スープと濃厚な魚介の香りが特徴の名店ですが、一部店舗が閉店したことで「なくなったのでは?」と心配する声も上がっています。
本記事では、もちもちの木の閉店理由を徹底解説するとともに、現在の営業状況やおすすめ商品まで幅広くご紹介します。
- もちもちの木が閉店した本当の理由
- 現在営業している店舗と新たな出店情報
- 自宅で楽しめる「もちもちの木」のおすすめ商品リスト
もちもちの木閉店の理由は?


店舗ごとに異なる閉店背景
「もちもちの木」の閉店は、すべての店舗が一斉に閉鎖されたわけではなく、各店舗ごとに事情が異なります。とくに話題になったのは、新宿店や仙台市内の複数店舗の閉店であり、それぞれに異なる要因が見られました。
各地で確認された主な閉店事例
閉店店舗 | 閉店時期 | 特徴 | 閉店理由(推定) |
---|---|---|---|
新宿店 | ~2023年 | 繁華街・激戦区 | 競争激化・立地の分かりづらさ |
仙台愛子店 | ~2024年初頭 | FC運営 | フランチャイズ契約終了 |
福島店 | ~2024年 | 郊外型 | ブランド再編の一環 |
このように、表向きは「閉店」でも、実際には屋号を変えて継続営業している店舗も多く見受けられます。
激化するラーメン業界での競争
特に都市部においては、ラーメン店の競争は激しさを増しています。例えば、もちもちの木・新宿店があった大久保~新大久保エリアには、徒歩5分圏内に15店舗以上のラーメン店が乱立していました。
周辺の競合ラーメン店の一例(新宿エリア)
- 麺屋武蔵 新宿本店
- 二郎系ラーメン専門店
- 韓国系激辛ラーメン店
- ベジポタスープ系ラーメン店
このようなエリアでは、「看板メニュー+独自性+話題性+回転率の良さ」という総合的な強みが求められます。もちもちの木のような「熱々濃厚スープ+低回転」型の店舗では、ピーク時の席回転が遅くなり、収益性に限界があったと考えられます。



スープが冷めないように丼まで加熱するこだわりは本当に感動的ですが、反面、提供時間が長くなるという側面も…。都心部のスピード感には合いづらかったのかもしれません!
フランチャイズ契約の終了とブランド戦略の転換
「もちもちの木」はフランチャイズ展開を行っており、直営店と加盟店が混在していました。近年、加盟店の一部が契約終了後に独立し、別ブランドとして再出発しているケースが確認されています。
「らぁめん 鰹の本気」へのブランド移行
旧店舗名 | 新ブランド名 | 継続メニュー | 備考 |
---|---|---|---|
もちもちの木 仙台愛子店 | らぁめん 鰹の本気 | 魚介ベースの中華そば | 麺・スープに大きな変更なし |
もちもちの木 福島店 | らぁめん 鰹の本気 | つけ麺・メンマ | 看板のみ変更 |
この動きは、ブランドとしての「もちもちの木」ではなく、製法・味そのものを残して再構築する“リブランディング”の一環と捉えられます。
「立地の分かりづらさ」と集客難
もちもちの木・新宿店については、立地面の不利も指摘されてきました。店舗は雑居ビル1階の奥まった場所にあり、のぼりなどの目印も視認しづらく、「たどり着きづらいラーメン店」として一部で話題になっていました。
立地要因と消費者の動線分析
- ビル正面から見えない位置に入口
- Googleマップでも入口が誤認されやすい構造
- 通行人の自然な流れから外れた場所
現在では、飲食店において立地の良さは「視認性」「自然導線の確保」「スマホ検索からの即時到達」が求められます。これらを欠いたことで、ファン以外の新規客を獲得しづらかったのも閉店の一因と見られます。



筆者自身も初めて訪問したとき、入口が分からずビルをぐるっと一周しました…。地図アプリがあっても、見つけづらさは相当なものでした!
物価高と原材料コストの影響
近年、原材料費や人件費、光熱費の高騰がラーメン業界全体を直撃しています。特に魚介スープをベースとし、鶏油やネギ油など高コストな素材を使用する「もちもちの木」にとって、コストの増加は深刻な課題だったと推測されます。
2020年以降の主なコスト上昇要因
項目 | 上昇率 | 背景 |
---|---|---|
魚介原料(鰹節・煮干) | 約20~30% | 漁獲量減少・輸送費増 |
小麦粉(麺) | 約15~20% | 国際価格上昇 |
ガス・電気代 | 約20%以上 | 光熱費の高騰 |



“熱々”が売りなだけに、光熱費の影響は他店以上に大きかったのでは?と思います!再加熱に小鍋を使う調理スタイルは、ガス代がかなりかかるんですよね…。
現在の「もちもちの木」の展開とおすすめ情報


現在営業中の店舗と運営体制
もちもちの木は、すべての店舗が閉店したわけではなく、現在も複数の店舗が営業を続けています。特に埼玉県を中心とした本店・直営店が主軸となっており、ブランドの根幹は引き続き継続中です。
2025年時点の営業店舗(一部抜粋)
店舗名 | 所在地 | 運営形態 | 特徴 |
---|---|---|---|
本庄本店 | 埼玉県本庄市 | 直営 | 旗艦店・最大座席数 |
野田店 | 千葉県野田市 | FC | 地元密着型 |
モラージュ柏店(新店舗) | 千葉県柏市 | 直営 | フードコート内・新業態 |
現在も直営・フランチャイズ両形態での営業が続いており、新店舗の出店も確認されていることから、「閉店=ブランド終了」ではないという点を押さえておきましょう。
フードコート出店という新たな挑戦
注目すべきは、2025年4月にオープンした「もちもちの木 モラージュ柏店」です。この店舗では、従来の路面店ではなくショッピングモール内のフードコート形式での営業となっており、新たな顧客層へのアプローチを試みています。
モラージュ柏店の特徴
- スピーディーな提供が可能な厨房設計
- 子連れや家族客への対応強化(キッズ椅子・ベビーカー対応)
- メニューのテイクアウト対応・簡易包装
このように、従来の「熱々ラーメンをゆったり味わう」形式とは異なり、「買い物ついでに気軽に味わえるもちもちの木」としての新しいスタイルが確立されつつあります。
📌 情報元:かしわ通信



フードコート業態は、客層の幅を広げる上でも効果的です!今まで“熱すぎて子供は食べにくい…”と敬遠していたファミリー層にも受け入れられるきっかけになっているかもしれません!
商品ラインナップと通信販売の充実
「もちもちの木」では、現在実店舗だけでなく、通信販売による全国展開も強化しています。とくに「中華そばセット」「極太メンマ」など、店頭で人気のある商品を中心に、自宅で本格ラーメンを楽しめるサービスが人気です。
主な通販商品(2025年5月時点)
商品名 | 内容 | おすすめポイント |
---|---|---|
中華そば2食入りセット | 麺・スープ・メンマ付き | スープは冷凍パウチ式で店舗と同様の味 |
極太メンマパック | 1袋100g | 歯ごたえと味付けが特徴・おつまみにも |
セット詰め合わせ | 中華そば・つけ麺・メンマなど | ギフト対応可・送料無料商品あり |
こうしたオンライン販売は、遠方のファンや閉店地域のリピーターにとっても、再びあの味に触れられる貴重な手段となっています。
メディア掲載・イベント出店によるブランド継続
もちもちの木は、過去にテレビや雑誌で何度も紹介されており、その知名度は全国レベルです。現在もラーメンフェスなどのイベントにスポット出店することがあり、既存店舗以外でブランドに触れる機会が残されています。
主なメディア・イベント実績
- テレビ東京「TVチャンピオン・ラーメン職人選手権」過去出場
- 全国ラーメン博(幕張メッセ)に出店経験
- ラーメンWalker特集に掲載(複数年)
これにより、閉店した地域でもブランド認知が維持され、通販や近隣店舗の集客につながる循環が形成されています。



「もちもちの木」は、単なるラーメン店というより“ラーメン文化”を体現するブランドのように感じます。こうした外部活動が継続されているのは本当に嬉しいですね!
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まとめ:ラーメン屋もちもちの木 閉店の理由は?人気店に何が起きたのか徹底解説
「もちもちの木 閉店の理由」は一概に語れるものではなく、店舗ごとの事情により異なる背景がありました。新宿店のように立地条件や競合激化による集客難が要因となった店舗もあれば、フランチャイズ契約終了にともなうブランド再編によって名前を変えて継続営業している店舗も存在します。また、物価高や原材料費の高騰も、中長期的な運営に影を落とした要素といえるでしょう。
一方で、ブランドとしての「もちもちの木」は完全に消滅したわけではなく、直営店舗の営業継続や新店舗のオープン、オンライン販売の拡充など、積極的な再構築も進んでいます。モール内フードコートへの出店は、これまでとは違うアプローチでファン層を広げる好例であり、今後の展開にも注目が集まります。
もちもちの木は、単なるラーメンチェーンではなく、熱々の一杯に込められた職人のこだわりと、地域ごとの食文化への対応力をもつ稀有なブランドです。「閉店したから終わり」ではなく、新しい場所や形で“再会できる”ことも、同店の魅力のひとつと言えるでしょう。
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