男性プラズマダッシュモーターって生産終了したって聞いたんですけど、本当ですか?あんなに人気だったのに、なぜなんでしょうか。



プラズマダッシュモーターって生産終了したって聞いたんですけど、本当ですか?あんなに人気だったのに、なぜなんでしょう。
ミニ四駆史上最強クラスのモーターとして、長年レーサーたちから愛されてきたプラズマダッシュモーター。タミヤ純正では最高の回転数29,000rpm、最大トルク25g-cmを誇るこのモーターが、なぜ生産終了に至ったのか。
そして公式大会で「禁止」されていた背景とは何だったのか。この記事では、プラズマダッシュモーターにまつわる様々な疑問を徹底解説していきます。
・プラズマダッシュモーターが生産終了した理由と時期
・公式大会で使用禁止とされた背景
・プラズマダッシュモーターの特殊な構造と性能 ・現在の入手方法と代替モーターの選択肢 ・ウルトラダッシュモーターとの違いと使い分け
プラズマダッシュモーター生産終了の理由とは


2021年に突然の生産終了を発表
プラズマダッシュモーターは、1996年の発売から25年間という長い歴史を持つモーターでした。しかし2021年に突然生産終了となり、多くのミニ四駆ファンに衝撃を与えました。
タミヤの公式情報によると、「ミニ四駆超速ガイド」の2020-2021年版には掲載されていたものの、2021-2022年版からは掲載されなくなったことから、2021年頃に生産終了したと考えられています。
現在では各ショップで在庫切れとなっており、ヨドバシカメラやビックカメラなどの大手量販店でも「販売を終了しました(生産完了)」という表示がされています。
特殊な構造が製造コスト増の要因に
生産終了の理由として最も有力視されているのが、製造コストの問題です。プラズマダッシュモーターは、他のタミヤ製モーターとは異なる特殊な構造を持っていました。
プラズマダッシュモーターの特殊構造
冷却効率を高めるための独自設計
- 放熱用スリット付きエンドベル
- モーターケースに8個のエアスクープ
- ブラシがむき出しになった特殊なエンドベル
メンテナンス性重視の設計
- 取り外し可能なカーボンブラシ
- ブラシホルダーが分解可能
- 接点部分の手入れが可能な構造
この複雑な構造により、他のモーターと比較して製造工程が増え、コストが高くなっていました。実際、定価は968円(税込)と、他のモーターより200円以上高い価格設定でした。タミヤ公式サイト
公式大会で使えないという矛盾
さらに生産終了の背景には、公式大会で使用できないという根本的な問題がありました。タミヤ公式サイトにも「タミヤの公認レースには使用できません」と明記されており、最初から公式大会での使用が禁止されていたのです。



最強性能なのに公式では使えないって、なんだか切ないですよね!
つまり、高いコストをかけて製造しても、公式大会に出場するレーサーには購入されず、販売数が限られていたと推測されます。このような状況が長期間続いた結果、採算性の問題から生産終了の判断に至ったと考えられます。
プラズマダッシュモーター禁止の背景を徹底解説


公式レギュレーションの使用可能モーター規定
プラズマダッシュモーターが公式大会で使用できない理由は、タミヤが定める「ミニ四駆公認競技会規則」のモーター規定にあります。
公式大会で使用可能なモーター一覧
| シャーシタイプ | 使用可能モーター |
|---|---|
| MEシャーシ、MAシャーシ、MSシャーシ | キット付属ノーマルモーター、ミニ四駆PRO専用モーター各種 |
| その他シャーシ | ノーマルモーター、トルクチューン2、レブチューン2、アトミックチューン2、ライトダッシュ、ハイパーダッシュ3、パワーダッシュ、スプリントダッシュモーター |
このリストにプラズマダッシュモーターは含まれていません。同様に、タミヤ史上3大モーターと呼ばれる「ウルトラダッシュモーター」や「ジェットダッシュモーター」も使用禁止となっています。タミヤ公式レギュレーション
なぜ最強モーターが禁止されたのか
プラズマダッシュモーターが公式大会で禁止された理由は、性能が高すぎることにあります。
プラズマダッシュモーターのスペック
| 項目 | 性能値 |
|---|---|
| 回転数 | 25,000~28,000r/min |
| 推奨負荷トルク | 1.4~1.9mN・m |
| 消費電流 | 4.1~5.2A |
| 適正電圧 | 2.4~3.0V |
このスペックは、公式大会で使用できるモーターと比較して圧倒的に高性能です。もしこのモーターを公式大会で許可してしまうと、以下のような問題が発生します。
公式大会で禁止する理由
競技の公平性の問題
- 高価なモーターを購入できる人が有利になる
- 初心者や子どもが参加しづらくなる
- 技術よりも資金力の勝負になってしまう
安全性への懸念
- あまりに高速すぎてコースアウトの危険性が高い
- マシン破損のリスクが増大
- 他の参加者への危険性
コース保護の観点
- 高速すぎるマシンがコースを傷める可能性
- イベント運営の負担増加



公式大会は誰でも楽しめることが大切ですから、性能制限があるのは納得ですね!
プラズマダッシュモーターの本来の使い道
では、公式大会で使えないプラズマダッシュモーターは何のために作られたのでしょうか。
想定されていた用途
プライベートレースでの使用
- 仲間内での走行会
- ショップ主催の非公式大会
- 性能重視のレース
タイムアタック挑戦
- 個人記録の更新
- マシンのポテンシャル確認
- セッティングの研究
ラジ四駆・ダンガンレーサーでの活用
- ミニ四駆以外の車種に使用可能
- 改造パーツとしての活用
プラズマダッシュモーターの特徴と他モーターとの比較
タミヤ史上3大モーターの性能比較
プラズマダッシュモーターは、ウルトラダッシュモーター、ジェットダッシュモーターとともに「タミヤミニ四駆史上3大モーター」と呼ばれています。
3大モーター性能比較表
| モーター名 | 回転数(rpm) | トルク(g-cm) | 消費電流(mA) | 定価(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| プラズマダッシュ | 29,000 | 25 | 4,100~5,200 | 880円 |
| ウルトラダッシュ | 29,000 | 20 | 4,000~5,000 | 680円 |
| ジェットダッシュ | 28,000 | 22 | 4,000 | 600円 |
この比較表からわかるように、プラズマダッシュモーターは回転数とトルクの両方が最高レベルという特徴を持っています。
プラズマダッシュモーターの強みと弱み
強み(メリット)
最強の加速性能
- 高トルクによる圧倒的なスタートダッシュ
- 登坂能力が非常に高い
- 重いマシンでもパワフルに走行
爆発的なスピード
- 最高速度29,000rpmを実現
- ストレートでのスピードが圧倒的
- タイムアタックに最適
メンテナンス性の高さ
- カーボンブラシが取り外し可能
- 接点部分の清掃が容易
- 長期使用にも対応
弱み(デメリット)
消費電力が大きい
- 電池の減りが非常に早い
- 長距離レースには不向き
- ランニングコストが高い
発熱量が多い
- モーターが熱を持ちやすい
- 連続走行時間が短い
- 冷却対策が必須
高価格
- 定価968円(税込)と高額
- 生産終了でプレミア価格化
- 複数購入はコスト負担大
冷却システムの技術的特徴
プラズマダッシュモーターが他のモーターと大きく異なるのが、独自の冷却システムです。
冷却技術の詳細
スリット付きエンドベル
- 放熱用のスリットを複数配置
- 内部の熱を効率的に外部へ排出
- 連続走行時の温度上昇を抑制
8個のエアスクープ
- モーターケースに空気取り入れ口
- 走行中の風を積極的に取り込む
- 自然冷却効果を最大化
露出型ブラシ構造
- ブラシがむき出しの特殊設計
- 直接空気に触れることで冷却効果向上
- メンテナンス性も同時に実現
この冷却システムにより、高出力でありながら比較的安定した性能を維持できるようになっていました。ただし、この構造の複雑さが製造コスト増の要因にもなっていたのです。
プラズマダッシュモーター入手困難!現在の状況と代替案
2026年現在の入手方法と価格相場
生産終了から5年が経過した2026年現在、プラズマダッシュモーターの入手は非常に困難になっています。
主要販売店の在庫状況
| 販売店 | 在庫状況 | 備考 |
|---|---|---|
| Amazon | 中古品のみ | 価格変動大 |
| 楽天市場 | ほぼ在庫なし | 一部店舗で高額販売 |
| ヨドバシカメラ | 販売終了 | 再入荷予定なし |
| ビックカメラ | 生産完了 | 店頭在庫もなし |
| メルカリ | 不定期出品 | プレミア価格 |
価格相場の推移
発売当時(~2021年)
- 定価968円(税込)
- ポイント還元で実質900円前後
生産終了直後(2021~2022年)
- 1,500~2,000円程度
- 在庫処分で安く買えることも
現在(2026年)
- 中古品で2,500~4,000円
- 未開封品は5,000円以上
- 状態により価格差が大きい
筆者「もう新品で定価購入は不可能なんです。見つけたら即買いレベルですね!」
ウルトラダッシュモーターは現役で購入可能
プラズマダッシュモーターの代替として、同じく3大モーターの一つであるウルトラダッシュモーターは2026年現在も現役で販売されています。
ウルトラダッシュモーター(GP.307)の情報
基本情報
- 商品番号:15307
- 価格:748円(税込)
- タミヤ公式サイトで購入可能
性能スペック
- 適正電圧:2.4~3.0V
- 回転数:24,000~27,500r/min
- 消費電流:4.0~5.0A
- 推奨負荷トルク:1.4~1.9mN・m
購入可能店舗
- Amazon:在庫あり(一部店舗で一時的在庫切れ)
- 楽天市場:複数店舗で販売中
- ヨドバシカメラ:オンライン購入可
- ビックカメラ:販売休止中だが入荷予定あり
- アニメイト:2026年1月中発売予定
プラズマ級の性能を求める場合の選択肢
プラズマダッシュモーターに近い性能を求める場合、以下の選択肢があります。
公式大会に出ない場合の選択肢
ウルトラダッシュモーター
- プラズマに最も近い性能
- 回転数29,000rpm(プラズマと同等)
- トルクは20g-cmとやや劣る
- 現役販売で入手容易
ジェットダッシュモーター
- 回転数28,000rpm
- トルク22g-cm(バランス型)
- こちらも生産終了品
社外品モーター
- プラズマを超える性能の製品も
- ただし信頼性は要確認
- タミヤ公式レースでは一切使用不可
公式大会に出場する場合の推奨モーター
| モーター名 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| トルクチューン2モーターPRO | パワー重視 | カーブや坂道の多いコース |
| ライトダッシュモーター | バランス型 | 初心者からの定番選択 |
| ハイパーダッシュ3モーター | スピード重視 | ストレートの長いコース |
プラズマダッシュモーター購入時の注意点とメンテナンス
中古品購入時のチェックポイント
生産終了品を中古で購入する際は、以下のポイントを必ず確認しましょう。
購入前の確認事項
外観チェック
- モーターケースの傷や割れ
- エンドベルのスリット部分の破損
- 端子の変色や腐食の有無
動作確認の有無
- 出品者が動作確認済みか
- 回転数の測定値はあるか
- 異音の有無
付属品の確認
- 取扱説明書の有無
- 交換用ブラシの付属
- 元箱の状態
購入先の信頼性
- 出品者の評価
- 返品・返金ポリシー
- 発送方法と梱包状態
プラズマダッシュモーターのメンテナンス方法
高性能モーターを長持ちさせるには、適切なメンテナンスが不可欠です。
基本的なメンテナンス手順
走行前の準備
- 端子部分の接点をチェック
- ブラシの摩耗状態を確認
- エアスクープに詰まりがないか確認
走行後の手入れ
- モーターが冷めるまで待つ
- エアスクープから内部のゴミを除去
- 接点部分を柔らかい布で清掃
定期メンテナンス(10走行ごと)
- ブラシホルダーを取り外す
- カーボンブラシの状態確認
- 接点部分を専用クリーナーで清掃
- 必要に応じてブラシ交換
メンテナンス用おすすめグッズ
タミヤ ミニ四駆パーツクリーナー
- 接点の汚れを効率的に除去
- モーター内部の清掃に最適
- 価格:700円前後
ホビー用精密ブラシセット
- 細かい部分の清掃に便利
- エアスクープの掃除に活躍
- 価格:300~500円
慣らし運転で性能を最大化
新品のプラズマダッシュモーターを入手できた場合、必ず「慣らし運転」を行いましょう。
慣らし運転の手順
準備
- タミヤ製アルカリ電池を用意
- 慣らし用のマシンに搭載
- タイマーを準備
実施方法
- 無負荷状態で2~3分間回転
- 軽い負荷をかけて5分間走行
- 通常負荷で10分間走行
- 冷却時間を5分間確保
繰り返し
- 上記のサイクルを3~5回繰り返す
- 合計30~50分程度の慣らし
- 徐々にモーターが本来の性能を発揮
慣らし運転の効果
ブラシとコミュテーターのなじみ
- 接触面が滑らかになる
- 電気抵抗が低下
- 効率的な電力伝達
内部パーツの安定化
- ベアリングの馴染み
- 振動の軽減
- 回転のスムーズさ向上
最大性能の引き出し
- 回転数が安定する
- トルクの向上
- 電池持ちの改善
まとめ
プラズマダッシュモーターは、1996年から2021年まで25年間にわたってミニ四駆レーサーに愛され続けた最強クラスのモーターでした。回転数29,000rpm、トルク25g-cmという圧倒的な性能を誇りましたが、特殊な構造による製造コストの高さと、公式大会で使用できないという制約が生産終了の要因となりました。
現在では新品での入手は困難ですが、同等の性能を持つウルトラダッシュモーターは現役で販売されており、プラズマダッシュの代替として十分な選択肢となっています。公式大会に出場する場合は、レギュレーションに適合したモーター選びが重要です。
中古品を購入する際は、動作確認済みの信頼できる出品者から購入し、適切なメンテナンスを行うことで長く使用できます。プラズマダッシュモーターは生産終了となりましたが、その技術は現在のミニ四駆モーター開発にも受け継がれており、ミニ四駆の歴史に大きな足跡を残した名モーターとして記憶されています。
関連Q&A
最強のミニ四駆のモーターは?
プラズマダッシュモーターが最強(高回転・高トルク)
タミヤミニ四駆史上3大モーターは?
プラズマダッシュ、ウルトラダッシュ、ジェットダッシュ
ハイパーダッシュモーターの発売日はいつですか?
1988年頃に初代が登場
プラズマダッシュモーターのスペックは?
回転数約29,000rpm、トルク25g‑cm、電流4,200mA、重さ18g
目次










