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recboxは本当に生産終了?対応テレビと使う上でのデメリット

画像引用元:アイ・オー・データAmazon販売ページ

男性

最近家電量販店でrecboxを見なくなったのですが、本当に生産終了してしまったのでしょうか?新しいテレビを買ったので録画番組の移行を検討しているのですが…

筆者

実はrecboxシリーズには複数のモデルがあって、一部は生産終了していますが、まだ現行モデルもあるんです!詳しい状況を解説しますね!

テレビの買い替えで録画番組が見られなくなってしまう問題を解決してくれるrecboxですが、2024年から2025年にかけて生産状況に大きな変化がありました。単純に「生産終了」と言っても、実際にはシリーズによって状況が異なっているのが現状です。

この記事で分かること!
  • recboxの最新生産状況と入手方法
  • 対応テレビメーカーと機種一覧
  • 実際に使って分かるデメリットと注意点
目次

recbox生産終了の真実と現在の販売状況

HVL-LSシリーズは段階的に生産終了が決定

アイ・オー・データの公式情報によると、HVL-LSシリーズは以下のスケジュールで生産終了が進んでいます。

型番容量生産終了日販売状況
HVL-LS33TB2024年3月21日生産終了済み
HVL-LS66TB2025年7月23日生産終了予定
HVL-LS22TB在庫限り
HVL-LS44TB在庫限り
HVL-LS88TB在庫限り

I-O DATA公式サイトでは、これらのモデルは後継品のHVL-RSシリーズへの移行が推奨されています。

著者

HVL-LSシリーズは確実に生産終了の流れにありますが、まだ在庫があるモデルもあるので、価格を重視する方にはチャンスかもしれません!

HVL-RSシリーズは現行モデルとして継続販売

一方で、HVL-RSシリーズは2025年現在も現行モデルとして販売が継続されています。

現行モデルの価格と特徴

型番容量税込価格主な特徴
HVL-RS22TB¥33,550エントリーモデル
HVL-RS44TB¥42,350人気の中容量モデル
HVL-RS66TB¥60,500大容量対応
HVL-RS88TB¥73,700最大容量モデル

HVL-RSシリーズの最大の特徴は、スマートフォン対応機能が追加されていることです。外出先からも録画番組を視聴できるため、利便性が大幅に向上しています。

現在の購入方法と販売店

新品購入可能な店舗

実店舗

  • ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機で取り扱い
  • 在庫状況は店舗により異なる

オンライン販売

  • Amazon、楽天市場で幅広く販売
  • 価格.comでの最安値比較が可能
著者

生産終了モデルも中古市場では見つけることができますが、保証面を考えると現行のHVL-RSシリーズがおすすめです!

対応テレビメーカーと機種の詳細

主要メーカー別対応状況

recboxを使用するためには、テレビ側がDTCP-IP規格に対応している必要があります。

TVS REGZA(東芝)の対応

最新モデル(2024年) X9900N、X8900N、Z970N、Z870N、Z770N、Z670N、M550N、V35N

2023年モデル
X9900M、Z970M、Z870M、M550M、E350M

2022年以前 X9900L、Z875L、Z770L、M550L等、幅広いモデルで対応

REGZAシリーズは手動でのダビング機能に対応しており、recboxとの親和性が非常に高いことが特徴です。

シャープ AQUOS(アクオス)の対応

2024年モデル GQ3、GS1、GQ1、GQ2、GP1、GP2、GN1、GN2

2023年モデル FS1、FQ1、FN1、FN2、FL1

アクオスシリーズは再生機能に対応していますが、ダビング機能は一部の古いモデルのみ対応となっています。

パナソニック VIERA(ビエラ)とソニー BRAVIA(ブラビア)

VIERA対応モデル 2023年:MZ2500、MZ1800、MX950、MX900、MX800 2022年:LZ2000、LZ1800、LZ1000、LX950、LX900

BRAVIA対応モデル 2024年:XR90、XR80、XR70、A95L 2023年:X95L、X90L、X85L、X80L、A80L

ビエラは手動ダビングと再生両方対応、ブラビアは再生機能のみ対応となっています。

著者

購入前に必ずRECBOX動作確認済み機器一覧で対応状況を確認することが重要です!

recbox使用時の重要なデメリット

データ保護とバックアップの制約

著作権保護による制限

recboxの最大のデメリットは、デジタルコンテンツのバックアップが困難なことです。

主な制限事項

  • 地デジ番組のコピー回数制限(ダビング10)
  • 一度移動した番組は元の機器に戻せない
  • HDDが故障した場合のデータ復旧は基本的に不可能
著者

録画番組を『移動』するシステムなので、万が一RECBOXが故障した場合、大切な番組が全て失われてしまう可能性があります!

動作安定性と技術的問題

よくある不具合とエラー

実際のユーザーレビューから報告される問題

動作不安定の事例

  • スリープからの復帰時にフリーズ
  • ネットワーク接続の頻繁な切断
  • ランプ赤点滅エラー(HDD認識不良、温度異常等)

ネットワーク設定の複雑さ

  • ルーター設定とポート開放が必要
  • 一部のルーターで接続が不安定
  • 古いテレビとの相性問題

コストパフォーマンスの課題

価格比較と機能制限

種類4TB価格目安1TBあたり単価汎用性
RECBOX¥42,350¥10,588録画専用
一般的外付けHDD¥12,000¥3,000汎用可能
USB録画用HDD¥15,000¥3,750録画専用

RECBOXは一般的な外付けHDDの約3倍の価格となっており、録画番組の移行機能に特化した分、コストが高くなっています。

使用上の制限

  • パソコンからの直接アクセス不可
  • 一般的なファイル保存用途で使用不可
  • メーカー間での機能制限あり
著者

録画番組の移行専用機器として割り切って使う必要があり、汎用性の面では制限があることを理解しておく必要があります!

関連Q&A

RECBOXとは何ですか?

IODATA製のネットワーク対応HDDで、録画番組の保存・共有ができる機器です。

録画したRECBOXは他のテレビでも見られますか?

DLNA対応テレビや対応アプリを使えば、他の部屋のテレビでも再生できます。

RECBOXはRegzaに対応していますか?

はい、東芝レグザから録画番組をダビング・再生できます。

RECBOXはパソコンと接続できますか?

可能です。LAN経由でアクセスでき、PCから動画再生やデータ管理ができます。

まとめ

recboxの生産終了については、HVL-LSシリーズは段階的に終了が進んでいるものの、HVL-RSシリーズは現行モデルとして継続販売されており、完全な生産終了ではありません。対応テレビについては、REGZA・AQUOS・VIERA・BRAVIAの主要メーカーで幅広く対応していますが、機種によって機能制限があるため、購入前の確認が重要です。

使用上のデメリットとしては、著作権保護による制約、動作安定性の問題、高いコスト等がありますが、テレビ買い替え時の録画番組移行という特殊な用途においては、現在でも有効な選択肢と言えるでしょう。

  1. recbox生産終了の真実と現在の販売状況
    1. HVL-LSシリーズは段階的に生産終了が決定
    2. HVL-RSシリーズは現行モデルとして継続販売
    3. 現在の購入方法と販売店
  2. 対応テレビメーカーと機種の詳細
    1. 主要メーカー別対応状況
  3. recbox使用時の重要なデメリット
    1. データ保護とバックアップの制約
    2. 動作安定性と技術的問題
    3. コストパフォーマンスの課題
    4. 関連Q&A
    5. RECBOXとは何ですか?
    6. 録画したRECBOXは他のテレビでも見られますか?
    7. RECBOXはRegzaに対応していますか?
    8. RECBOXはパソコンと接続できますか?
  4. まとめ
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